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中学校の教科書って変わるの???
2011年春より新しくなった小学校教科書に続いて、来年2012年から【中学校教科書】が全面的に改訂となります。
そこで、今回からは、【中学校の教科書って変わるの???】に付いてお伝えしていきす。
同じ全面改訂でも『小学校教科書』と『中学校教科書』とでは決定的な相違点が存在します。
それは【教科書改訂の内容がダイレクトに高校入試に反映される !】と言うポイントです。
つまり教科書の変化が「日々の学習」「内申」「入試」へと及ぼす影響は極めて大きく高校入試への影響は必至と言えます。
2011年は中学教科書の全面改訂と同時に【高校1年の数学・理科】の教科書も新しくなり、「新学習指導要領」の先行実施となります。
※高校教科書は、高校1年の数学・理科のみ。
それを受けて平成27年度から大学入試センタ-が実施する【大学入試センタ-試験】でも文系理系ともに理科が原則2科目選択と変化します。
※理系は得点が倍 ※※各大学の選択科目については2012年3月発表予定
それに伴って2次試験も変化するであろう事は容易に推測が付きます。
このように中学校の教科書全面改訂は単にひとつの事象に留まらず様々な側面へと影響を及ぼします。
【中学校の教科書って変わるの???】の初回の今回は「教科書とは?」と「使う教科書は誰が決めるの?」からお伝えしていきましょう。
現行制度では、学校教育法第21条等で小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校では「文部科学大臣の検定を経た教科用図書又は文部科学省が著作の名義を有する教育用図書を使用しなければならない」と定められています。
公立の小学校・中学校と言った義務教育諸学校の場合は学校設置者の教育委員会にその採択権があるとされています。
そして、学識経験者や教育委員会関係者・教職員などからなる教科用図書選定審議会で採択されます。
中学校教科書は複数の出版社より発行されています。
つまり同じ教科・科目でも複数社・複数種類の教科書が発行されています。
それらの全ての教科書の内容が全面改訂になるのですが、地区によっては現在使用している教科書から違う出版社の教科書へと変更になる地区もあります。